Olympus PEN EE-3
次もOlympusが続きます。
1973(昭和48)年発売、『Olympus PEN EE-3』です。
このカメラは、2台持ってましたね。
たまたま同じタイミングでお二人の方からいただいた気がするんですが......それがどなただったのか、まったく思い出せません......。
こんな恩知らずな僕にくださったお二人、本当に申し訳ございません......m(_ _)m
PENは現在デジタルでもリバイバルされていますが、当時のPENはハーフカメラでした。
つまり、135フィルムの1コマ(36mm×24mm)を2分割して使用するため、倍の撮影枚数が確保できるんです。
なので、ファインダーは縦長なんですね。
でもフィルムって、そんなバシャバシャ撮らないじゃないですか。
デジタルのように、いちいちチンピングして撮りなおすこともないですし。
せいぜい、1枚撮ったあとに、露出を変えてもう1枚撮るくらい。
だから僕の場合、24枚撮りがひとつのサイクルとしてはちょうど良いんですよね。36枚撮りでもちょっと多い。
それが間違ってPENに36枚撮りを入れてしまった日には、36×2=72枚も撮れちゃうんです。
もうね...永遠に撮り終わらないんじゃないかとさえ思えてきます......(-_-;)
ちなみに絞りはF3.5~F22、シャッタースピードは1/30と1/250を自動で使い分けてくれます。
なので、基本露出のことは気にせず、『写ルンです』のようにシャッターを切れば良いだけ。
室内等で露出が不足した時は、ファインダー内に通称“赤ベロ”が出てきてシャッターが切れなくなります......が、僕の初代EE-3はこの機能が故障していました(_ _|||)
そして、このPENの一番のポイントは、やっぱりコンパクトで手軽なところ。
帰り道できれいな夕焼けに出逢った時、助手席で妻が居眠りした時、「あぁ~カメラ持って来てれば良かった~!!」って瞬間あるじゃないですか。
その点このカメラは常にバッグに入れていても苦になりませんし、僕の場合は娘が5~6歳頃に首から掛けて使わせていました。
最短距離等も関係なく撮るのでピンボケも多いですが、たまに面白い視点の写真もあるんですよね。
以上、『Olympus PEN EE-3』の紹介でした。
みなさん、良い週末を...(^ ^)ノ゛