Leica M6

 

お待たせしました、『Leica M6』です。

1984(昭和59)年発売のレンジファインダーカメラですね。

 

僕がこのカメラを手に入れたのは約6年前。

ストラップのリング跡がついている以外は非常にきれいな個体で、約14万円くらいで購入したように記憶しています。

はじめてライカを手にした時の感動を上手く表現するのは難しいですが、強いて言うなら、このM6を肴に何杯でも酒が飲めました(^m^)

 

それにしても、M6って随分高騰しましたよね。

今マップカメラさんのサイトで見てみたら、良品でなんと35~50万円ほど......Σ(゚Д゚ll)ガタガタ

もう気軽に手が届くM型ライカではなくなってしまいました。

 

ちなみに僕も、今ほどではないにしても高額なカメラですから、一生付き合っていくであろうライカをどれにするかは迷いに迷いました。

 

正直、一番憧れたのはM4。

M3にはない35mmのブライトフレームを搭載し、M型ライカの完成形と言われるモデルですね。

僕の敬愛する中島みゆき先生が

『だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4

 こいつが撮るのは風と光 他にはあとひとつだけ

 だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4

 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ』

と歌ってらっしゃるように、カメラマンの涙まで写してしまう名機です( -`ω-)b

 

しかし、最終的に選んだのはM6。

そうです。お察しのとおり、決め手は何だかんだ言って“露出計”の有無です(`ω´)キリッ

Rolleicordの記事でも書きましたが、僕の人間露出計はポンコツなので、背に腹は代えられません。

よくライカマニアの諸先輩方は「M3を使わずしてライカを語るな」「M4までが本当のライカ」「M6はつくりが安っぽい」と仰いますが、キニシナイキニシナイ。

使ってみると、しみじみ佳いカメラであることが分かります。

確かに、真鍮から亜鉛ダイキャストに変更されたことによるエッジの丸っこさ、逆光時に距離計が真っ白に反射する等のウィークポイントはありますが、カメラは使ってナンボですからね。

それに、シャッター音も結構好きなんです。

後々紹介するM10-Pはシャッター音が静かになったと評判でしたが、単純にシャッター音だけを比べたら、僕は断然M6派。

 

ちなみにレンズは、もちろん当時純正を買う余裕なんてありません(^ω^;)

そこで選んだのが、『Voigtlander Nokton classic 35mm F1.4』でした。(上の写真はZeiss Planar 50mm F2ですが...。)

このレンズ、よく「銘玉8枚玉ズミクロンのオマージュ」と言われますよね。

本家を使ったことがないので比較はできませんが、僕個人の印象では、開放では周辺減光バリバリの独特な描写、絞ればカリッとシャープな描写という二面性があるレンズだと思っています。

 

......と、ライカを語ると長くなっちゃいますね。

昔は「ライカユーザーはウンチクがな~」と思っていたんですが、僕もそれに近づいているのかも知れません...(^ω^;)

 

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