Nikon D40x
第2弾は、2007(平成19)年発売の『Nikon D40x』です。
しばらく父から譲り受けた『Canon AE-1』で撮りまくっていましたが、当時はデジタルカメラの黎明期。かく言う私もデジイチがほしくなったんですね。
候補に挙がったのは、Nikon D40x、Nikon D80、Olympus E-410、Olympus E-510の4機種。
中でもOlympusは、当時オリンパスブルーとも呼ばれた空の発色が魅力的。
ミスチルの『彩り』をバックに、宮﨑あおいさんが旅をするCMにも憧れました(;^ω^)
でも生涯そのマウントで付き合っていく訳ですから、はじめのカメラ選びは結婚相手を選ぶのに似たところすらあります。(大袈裟か?)
最終的に選んだのは、昭和34(1959)年から不変のFマウントを貫いていたNikonでした。
正直、一番ほしかったのは“名機の資格”をキャッチコピーとしていたD80。
キムタクがレンズをマウントし、ただファインダーを覗くCMもカッコ良かったですよね。
ロングバケーションに影響されて、髪を伸ばした世代ですから。
でも「いくらなんでも、カメラに12万円は出せないよな~」(今の自分に聞かせてやりたい)と考え、最後は少し安価なD40xを購入しました。
当時『ダカフェ日記』のような写真に憧れていた僕は、SIGMA 30mm F1.4を付けっぱなしにして、開放の写真ばかり撮っていたように記憶しています。
でも最近ライカで撮っていて思うのですが、軽いのは正義だなと。
あとで紹介するD810なんて、ボディだけで980gですよ?レンズと合わせると1.5~2kgにもなります。
非力な僕は、もう娘のイベントにしか持ち出しませんもんね。
......でもデカいのはデカいのでカッコいいよなぁ。PENTAX67に木製グリップつけた姿なんて、最高にカッコいいもん。
その点、このD40xは495g。
軽くて良かったんですが、段々とその機能に満足できなくなり...(次回へ続く)。