Rolleicord Vb

 

ついに出番がやってまいりました、『Rolleicord Vb』です。

1962(昭和37)年発売の二眼レフですね。

 

本当はPlanar 80mm F2.8がついたRolleiflexが欲しかったのですが、金額が金額なので(笑)、Xenar 75mm F3.5がついたRolleicordを選びました。

 

きっかけは、光陽写真で見せてもらった二眼レフ。たしか、YashicaflexかRicohflexだったような気がします。

その真上からのぞき込むファインダーを見て、僕は心を打たれました。

で、あらためて雑誌で見ても、カッコ良い写真ばかりなんですよね。

 

ちなみに使用するのはブローニーフィルム

6×6のスクエアフォーマットで、12枚シャッターを切ることができます。

フィルムを装填するのにちょっとコツが必要ですが、慣れてしまえばまったくノープロブレム。

むしろフィルムを詰めて、裏ブタのロックを掛け、逆さに映ったファインダーをのぞき、ピントを合わせ、シャッターをチャージして切る...。

この一連の所作が、なんとも言えず“オツ”だったりします。

 

あ、もちろん露出計はありませんよ。

僕は「う~ん...ここはF5.6の1/60くらいかな...」程度のヤマ勘露出はできますが、大概アテにならないので、セコニックの単体露出計を持ち歩いていました。

最近では片手に1960年代のカメラを持ちながら、スマホの露出計アプリを代用したりもします(;^ω^)

 

ただ...いかんせん古いカメラなので、たまにヘソを曲げることがあるんですよね...。

僕のは特に寒くなると、急にシャッターが切れなくなったりしてました。

そんな時レンズを見ながらイジイジするんですが、突然機嫌を直してシャッターが切れたりするので、何枚かの写真には怪訝そうな顔をした僕のドアップが写っていますv(・∀・*)

 

でもそんな気まぐれなところを差し引いても、余りあるところがあるのがこのカメラ。

中判だけあって、写りも絶品なんですよね。

シャッター音も「チャッ」とほとんど無音に近いので、意外にスナップもイケますし。

昔何かの雑誌で見た写真家が「お辞儀をするような撮影スタイルは、相手に威圧感を与えない」と仰ってましたが、確かにそのとおりかなと。

 

でも唯一の難点が、今となっては珍しい風貌なので、撮影中よく人に話しかけられる...。

極度の人見知りな僕には、なかなか大変なカメラでもありました(;^ω^)

 

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